試写雑感

もうとうまごと満載過ぎて何が何だかてんやわんや過ぎる!とにかく落ち着け自分!!!一つずつ片づけていかないと!w
7/8の完成披露試写会を観ての個人的雑感。ストーリーには触れていないし詳しい事も書いてません。どんな作品、どんな役かって感じの康平とうまくんメインの感想です。でも最後結局の所二人はどうなるの?な答えは白抜きにはしていますが、サラっと書いてしまっているので注意!!!そしてあくまでも個人的感想です。


一言で解りやすく言うと、良くも悪くも「涙そうそう」「恋空」スタッフ作品だなという感じ。うーん・・・という所はなくはないし、逆にピュアなシンプルな「純愛」にして欲しかったよって思う所もある*1けどがっきーが言ってるように、本当に綺麗過ぎない、そこには恋愛のリアルがあるとも思った(ハナミズキに導かれる奇跡以外)。もちろんテロップだけで出てくる月日を補完して観ないと急展開っぽいし詰め込み感はあるけど。たぶん、これは都会で生まれ育って都会にしか縁がない人はもしかしたらちょっとリアルに感じられなくって(特に康平の状況)解らない所もあるかもしれないかなあとは少しだけ思った。(ここのリアルというのは例えば北の国からとかコトー先生とかにも出てくる感じの所謂地元の厳しい現状的なところ)とうまくんみたく、私は小さい頃に地方で育っておばあちゃんを残して家族でこっちに引っ越して来た組なので毎年帰ってたし、行けば同級生や友達もいるし、その人たちや知り合い達の状況とかは逐一入ってくるのでなんとなく分かるから(漁師町とかそういう地域性や特性までは分からないけど過疎だからのお仕事の現状だったり稼業を継ぐ事だったり狭いコミュだったりの部分)、でもそういうのが全くない人はちょっとリアルには感じれないかもなあと思った。逆に紗枝の部分は違和感なく当たり前という感じかなあ。そういう部分*2が「涙そうそう」とかのカテゴリーの作品って事です。でも最後はまあ納得の紗枝と康平よかったねなのでそこは違うので安心。歌詞の解釈は1番が紗枝ぱぱ2番が康平(「君と好きな人が〜」部分は紗枝ぱぱと一瞬思ったけどでもその時はやっぱり康平だなwそしてEDロール最後の最後を観た後はまた意味が加わる)。他にも確証はないけど「待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ」もカナダのあれと勝手に当て嵌めてみると二人のお互いの同じ気持ちなんだとかもう今は聴き返すと泣けて泣けてしょうがないです。あとは紗枝の心情かなっていう挿入歌の影踏みもかなりくる。関係ないけど、紗枝がカナダの灯台で泣いてる時、なぜだかハチクロの竹本くんが自転車旅を終える瞬間のモノローグが浮かんだwあと以前冗談で書いたそのシーンに関する私の予想はなんとなく当たってましたよwww(←白抜きネタバレ部分)それから、をたくの習性でどうしても康平ひいきに観る前からなっていたので北見先輩にイラッとしないかな?と思っていたのですが(おさむちゃんは大好きです!!)、全然全くそんなことはなかったです。紗枝の物語でもなく康平の物語でもなく、「紗枝と康平の物語」でした。

康平はそれこそちょっと前のつまぶきくんがよくやってたような役っぽい感じ。かわいい所あるし、優しくて勝気で少し頭が弱くて基本的に素直で天真爛漫なんだけどちょっと女々しいみたいなwでも女々しいは違うかな、紗枝ちゃんが自立心の強い女の子だから余計に思えるのかも(もちろん紗枝も十分十分康平が大好きです)、それに彼女を想い続けるってテーマが最初からあるもんね。紗枝への気持ちはストレートで気持ちいいです。優しくって田舎の純朴青年だから嫌味がまったくない!もうすっごい紗枝の事が好きな気持ちが伝わってきますです。そして大人になると本当に普通その辺にいるような兄ちゃん。それをとうまくんが演じてます!!(*´Д`)でもこの役は例えば中津とかみたいに萌えてしょうがないみたいなのではなくって、本当に一人の等身大の男の役なのでかっこ悪いところもあるし、イラっとする人もいるかもしれないし、まるっと大好きって人もいるかもしれない。置かれている状況が原因の所が大半なんだけど後半はダメ寄りだし、北見先輩の方がいいものwでも男としてはだめなんだけど、シネマシネマだったかで言ってた紗枝と康平の再会のシーンは本当にすっごくよかった!!!お芝居的にも二人共すっごくよかった!!!
メイクしてないの?って顔やw一重仕様もいっぱい出てきますw高校時代は学ランはかわいかったです。意外にまだいけましたwwでも学ランの力が借りられない普段着の高校時代はちょっと無理があるかなって瞬間はあったw漁師姿はもうほれぼれかっこいいです!なので、葉ちゃんみたいなきれいなとうまじゃないし、かめだみたいなポップなとうまじゃないけど、両作みたく作りこまれた世界じゃなくって、本人達や監督もインタで言っているようにほんとに二人とも「なま」「自然」な表現の感じが出ていてそれはすごくすごくいいなあと私は思った。あんな二人を引き出してくれて魅せてくれて監督、スタッフさんに本当に感謝!!初めて見る顔とかいっぱいあった。訛ってるのとかからかってる所とか本当にいいの!!すっごいいいの!!本当に二人の成長がそのまま見えるような感じの作品だなあと思った。試写観終わって直後に書いたちゅうシーンの一連も、本当にいいシーンだった!!!とうま発言の「ゆいちゃんの作品に懸ける本気」ってこういう部分も含んでるのかな?
もちろん萌え所は満載、最初の方はむしろきゅんきゅん連続だし、がっきーは可愛いし、とうまも可愛いしかっこいいし、おさむちゃんはかっこいいし、景色も最高だし、特に漁にでる船にかもめ?うみねこ?が付いていくのとかあれはきっと、偶然の産物だよね。何度も涙が出てきたし、好きな人は大好きな映画かもしれない。舞台挨拶のオーケストラの演奏するハナミズキですでに涙腺が緩んでしまう私ですから標準値じゃないかもしれないけれどwww邦画のらぶすとーりーはほぼ劇場に行ってまで観る人間ではないんだけど、何度も何度もハンカチの四隅で目じりと目頭を押さえてしまいました。でも両隣の方達は*3たぶんちっとも動いてなかったので若干恥ずかしかったですw
観終わった直後は前述の通り、うーん・・・と思う所がどうしても目立ったけど、でも1日経つと、さだめやアクオやあらしちゃんとかで満たされてるはずなのに、うぬぼれ超笑ったのに、りぴってるのは、がっきーとのPON!での微笑ましい映像だったりw早くまた観たいし、むしろ康平が(紗枝も)1番占めてます、引きずってます。そりゃ挨拶付きの特別な試写だったっていうのもあるのかもしれないけど。でも、前の2作であまりここまで書いてないのにこんなに書くってことはすごく残ってるんですよね。原作がある作品じゃないし、本当に等身大の物語だからなのかな。あと、いろいろ後から考えると、そこまで二人とも想い合ってたんだなあ、とかあのシーンの意味とかこのシーンの意味とかそういう部分が補完されてくるからかな。青臭く思ってた部分が逆に愛おしくなるみたいなw苦手な人は苦手かもしれないけど、でも二人のファンだったり(予告でもわかるような仲良しなシーンが「無理!いや!ちゅうとかしないでー!」ってタイプの人には厳しいかなw)、恋愛映画好きな人は観て損はないかと。あと経験や年齢とかにもよるかなあ。これでも期待させすぎはだめだよね?と思って極力客観的に書いてるつもりですw本当はもっともっとあそこの表情やしぐさやここの台詞の康平とうまに泣かされた、あの時やこの時の紗枝がっきーが切なすぎたとかって書きたいです!!おさむちゃんがいい!薬師丸さんがいい!とか松重さんがいい!努くんが友くんが金井くんが水島さんが蓮佛ちゃんがえりちゃんがとかって細かく書きたいです。とにかく、嵌まる人にはピタっと嵌まる作品だと思う。観る人の感情のタイミングが合えばいいな。
早くまた康平と紗枝に会いたいです。愛おしく想い合う二人の運命観たいんです!!!火曜にまた観れる幸せを今噛み締めています、本当に本当に嬉しい!!!!そして相手ががっきーで本当によかった!!!!もとい、がっきーの相手役に選んでもらえてよかった!!!!がっきーの可愛さは偉大!!!がっきースキーさんにも同じように思ってもらえるといいけどなあ。でもちゅうの件でマイナスからのスタートだろうしどうかな?(ノ∀`)




※舞台挨拶・ねたばれ試写感想は7/8、7/12、7/13にも書きました。

*1:それはきっと自分たちの現実の恋愛世界じゃなくってせめてフィクションの世界くらいは信じさせてよっていうエゴなんだろうなw

*2:めんどくさく色々な問題がふりかかってくる所w

*3:じゃに枠の席なので一応とうまスキーだとは思うんだけどw