3回目備忘録
- 変化1演説身振り
両手使いあんなにあったっけ?進化しているのかも!席的に数少ない収穫は、演説中の横顔が観れたのは嬉しかった。「金色のヴァルハラの大広間に」ってフレーズがくるとゾクゾクするw
- 変化2アドルスト鼠のくだり
今までよりも「間」を使って情緒的に演じられていて、よりノスタルジックに。
- 雨を「浴びている」横顔(目を瞑っている&NO・DO・BO・TO・KE☆)も美しかったと補足
- そしてアドルフの雨滴を掃ってあげているクルップ氏
- 「まだだね、アドルフ。まだだ。まだ・・・」
くうぅぅぅぅぅ〜〜!!!しびれる!!!!鏡越し&声だけでもしびれた。
- 本日の「おはよ!」
今までと個人的にはちょっと違った・・・・・・残念(つД`)(ノ∀`)
- 席的唯一の特権
上手へ捌ける&上手から出てくる様子
- 女の子座り
レームに泣きついてすがりつき引き離された後の木場さんの態勢。男性にしては辛い開脚だよねとフと思う。
- 椅子の足が折れた
お芝居には1mmたりとも影響なかったけど、倒した拍子に勢い余って椅子の足が折れてました。たぶん3幕のエルンストの罪を語る場面だったと思う。あそこ椅子倒してベランダに行きますよね確か。
- 変化3全体的な台詞運び
シュトラッサーの罪状を話す時だったり、所々「間」をもたせて「進めているが、・・(事もあろうか)・・モスクワと」的な「間」が感じられた。
- 杖を拾う→差し出す時の鏡に映る表情に注目!!
あの顔から瞬時にすっげー純真無垢な優しいかわいい顔していやがる!!!!何たる・・・・!!!!
- そして今日も懲りずに勝手に瞬き我慢選手権にエントリーしたわけだが
もちろん完敗(ノ∀`)あの人に勝てる人いるのか??!!w毎回ながらとうまくんの瞬きしなさは異常!
二幕でのエルンストとアドルフの永遠の別れ際「だから友よ!〜お前のためにだけ使おうとしている一人の友のいることを忘れるな」。以前に観た時は、ただただ熱く純粋に力強かったのだけど、昨日のエルンスト氏には懇願めいた感じにも受け取れた。だから兵隊ごっこが好きな少年の「好きな物は好き!」の単純で無垢な愛じゃなく、ちょっと関係性を連想させるor無償の愛的なものも含まれている感じ。だからこれ、『盲目お前に一直線☆!!』と演じるか、『アドルフよ……!信じているぞ!!』とか、『俺はなにがあってもお前を裏切ることはないよ・・・・。・・・・何があっても。・・・・何があってもだ』的な行間を匂わせて演じるかでその後のシュトラッサーとのやりとりとか3幕のアドルフの弁明とか色々変わってくるよな〜とそれぞれのVer.を考える観劇後の楽しさ。実際ひがし先輩はどう言う解釈をしているのか聴いてみたい。それにしてもエルンストったら!!!!#$%ってもうね、随所に、本当に「今もやりすぎる」すぎるよエルンスト!!(ノ∀`)本当にこの先輩=エルンストのキャスティングは絶妙ですな〜。そしてFrauでの対談で「話を頂いた時から「アドルフはいくたくんで」と当初から言ってたよ。気になってたみたい」って本人じゃないけどファンの立場ながら本当に嬉しかった!!!贔屓目もちろんだけど&ひがし先輩在り気な企画という事は百も承知で、ヒットラー像に関しては、とうまくんが出るという事を前提に考えるならこの興行的には色んな意味であの若いアドルフ像&黒幕メフィストなクルップって演出はにながわさん流石!と個人的には思う。平さんや木場さんの舞台ばかり観ておられるような人には物足りないかもしれないけども。