18日@アスミック試写室2―ちょっぴり真面目編


※書きたい事をただただ書いてしまいました。公開前とか配慮せずに図々しく書いているので、フレッシュな気持ちで作品を観たい!という方には向かない感想かもです。


あくまでも個人的な感想です。

先に書いたキャスト編で相当テンション高めの感想を書きましたが、ぶっちゃけると、紆余曲折はあるものの「少女漫画原作」「恋愛物語」で舞台は「高校」なので、自分の中の感性に何か触れたかというと、当日の感度コンディションはこの「キーワード」がガツンガツン響くタイミングじゃなかったです><でもこういうジャンルが好きな人は大好きな作品になると思う!躊躇せずにおススメできる!それは断言出来る!
特に私は原作既読で物語の行方を知ってしまっているのもあってか、ストーリーに関してはまあ淡々としたもので(ノ∀`)、それよりもキャスト陣の萌えシーン、あの時のあの表情とか、あの時のあの声とかの余韻の方がずっとずっと残ってしまうんですよね(ノ∀`)まあ元々の観賞動機がそうだから当然と言えば当然ですよね、え?それって十分響いてるってことなのか?うん、私がヲタ的要素以外の「何か」も!って求めすぎなのかも(ノ∀`)
観る前はお友達と「矢野×七美に負けないくらい私の方がもっと甘酸っぱい思い出持ってるよ!」なんて意味もなく競ってみたり年甲斐もなくきゃっきゃっして、自分も登場人物たちと同じ目線で物語に入る気満々だったのですが、ね、うん・・・それは遠すぎた昔でした・・・(ノ∀`)(ノ∀`)同じ目線には無理がありました(つД`)(つД`)だから一歩引いた目線、竹内姉の目線が一番しっくりきた感じでそれも何気にちょっぴりショックでしたwwでも!それはあくまでも私個人の場合であって、恋愛物が好きな人だったり、中高生が観たらど真ん中でかなりストレートにきゅんきゅん*1するんじゃないかな♪心を鷲掴みにされちゃうんじゃないかな♪それが口コミを呼んで・・・♪♪と妄想出来る感じはとうまくん作品では初めての感覚*2だったので嬉しくもありました。
あとはやっぱり原作だと長い期間でゆっくりじっくり、そして「・・・・・」までも自分のペースで読み取る事ができるから、登場人物たちに自分の気持ちを重ねたり共感したり出来ていたというのはあるかも。映画は2時間ですから、サクサク進んで行きます。こっちの気持ちがフルになる前に次々と展開して行くので、ただ見守っていた感じでした。とは言え、原作の「恋愛における『まどろっこしい』もじもじしたやりとり」がスパーンと気持ちいいくらいカットされていて、原作ファンの方からは「何であのエピソードがないのおおおおヽ(`Д´)ノ」って不満ももしかしたら出てくるかもしれないけれど、私は良い感じにコンパクトにしっかりと纏まっていたと思いました!公開して繰り返し観たりしたらきっと慣れてベストなタイミングでガツンガツン胸にきちゃうのかも。でも『後篇』を見ない事には下手な事は言っちゃいけないよなとも思ってます。『後篇』への期待たるや、そっちではもっと自分たち世代にも寄ってくるんだろうな!と言う種類の期待も乗っかってるのでそういう面からも異常に楽しみです!!

  • 街行く制服の中高生が眩しくみえる

映画を観た帰り道、高校生くらいの男の子達を見て「ああ今まさに「僕等〜」の世界まっただ中にいるんだなあ(*´∀`)」と微笑ましさで自然にニヤニヤしてしまいました。同時に先にも書いた通り羨ましくもあり、自分の中高時代を懐古して何ともいい難いノスタルジーに襲われたのも事実ですwそして小6〜中2くらいの女の子とママの親子連れを見て、ああ自分が年頃の子を持つ親なら、娘や息子に置き換えるのかなあそしてちょっぴり寂しくなったりにやにやしたり成長を実感したりするのかなあと思い巡らせたりもしました。

  • 過去をぬりかえられるならいくらでもぬりかえたい

これアンケートにも書いたのですが、私が一番印象に残った台詞はここでした。きっとこの場面の本当の真意はこの後に続く「だから過去に負けない今を作ろう」なんだと思うんだけど、私は「これ以上高橋を泣かせなくて済むように過去を塗り替えられるなら〜」の方にピンときた。多分、今の自分の現状*3もあってなんだろうけど、矢野みたいな劇的な過去だけじゃなくても、自分にとっては何気なく過ごしてる「今」も、未来の自分の大切な人達にとっては意味を持つ事になってしまう可能性だってあるんだな、なんて事を改めて自覚したりしました。別に今まで気になる様な重大な過去は持っていないつもりなので相手に対してそんなに特別意識して来た事もないし、なんというか、思い出や過去の出来事は「自分の、自分中心」だったからなんだか新鮮でした。

と、ちょっと真面目に書いてみましたが、冒頭で「ぶっちゃけ〜」なんて言ってる割には、「『前篇』だけしか観てないからまだなんとも〜」なんて言ってる割には、十分書きすぎだから!!!!やっぱり十分響いてるから!!!wwそしてまだ続くなんてね←><

*1:とうまくんがやるからきゅんきゅん☆という私の様な不純なものが混じっている類の物とは違う純度100のきゅんきゅん

*2:ハナミズキはもう少し上の世代と思ったし、初めて観た時はストーリー展開にもやもやした所もあったし。BRI『前篇』は有里の登場も薄めだしとても王道な展開で終わっている。しかしやっぱり有里との関係の始まり方だけはどうしたって理解できないけど!w

*3:もうすぐライフステージが変わりそうなタイミング